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    第七夜と、ひふみよからのアレコレ

    二〇一二年四月四日(水)、東京の街が奏でる、第七夜。東京オペラシティ タケミツメモリアル。 あの日と、あの日にまつわる感動を忘れないために。

    ひふみよから、東京の街が奏でるまでの二年間のことも一緒に。

    旅をすると、記憶が深くなる、っていうのは、小沢くんが東京の街が奏でる、を発表したときに書いていた言葉だけど、本当にそう。書いてみると、コンサートの3時間半よ り、コンサート前の、まつわる感動のほうが長いかも。

    ****************

    二〇一〇年六月十八日(金)、ひふみよ大阪に行って、私の人生は変わった。おおげさじゃなく。 高校の頃、小沢くんがラブリーを歌ってた頃に好きになって。イベントで歌って、踊って。その後、就職や結婚でなかなか会えなくなる友達とさよならなんて云えないよ、を歌いながら泣いたりして。でも、仕事をし出し てからは、日々の生活にいっぱいいっぱいで、音楽を聴くことがほとんど無かった。

    ちょうどひふみよの頃は、突っ走ってきた仕事をひと段落して、回りを見渡して、自分の人生を、ちょっと行き詰るように(息詰まるように)考えたりしてた頃だった。

    救いや、願いを込めて、そして逃避もあって、絶対に行きたい、という気持ちで、なんとか当たったひふみよ大阪のチケット。 闇から光へ、圧倒的な言葉と音楽。初めての、生の小沢くんに触れた。 ひふみよの後は、感情がむき出しになったみたいで、大変だった。 ちょっとしたことでも涙が出る。 日常を根こそぎ持っていかれて、熱病にうかされてるようだった。

    その、喜びを誰かと分かりあいたくて、ツイッターに思いをつぶやき始めた。それまで、Facebookはもちろん、もともとmixiもほとんど触ってなかったし、SNSは「なんだかこわい」という気持ちを持っていた。(それも、もしかしたらそう 思わされていた のかも、と思うと今はそっちのほうがこわい)

    ツイッターで、ひとり、またひとりと小沢くんを好きな友達が増えていった。たまたま近くに買物に出たときに、ひとりの女の子と初めて会うことになって、小沢くんの話から、 どんどん、今の世の中おかしいよね!みたいな話になったりして(お互いの仕事の話をしたりなどしてるうちに)。ああ、やっぱり、 同じものを好きな人は、根底に同じものを持っていて、そういう人たちと今まで出会っていなかっただけなんだな、と思えた。ひふみよの更新をわーきゃー言ったりしながら、会う人数はどんどん増えていって、シッカショ節でみんなで踊ったり、Tシャツ作ったり、ひふみよセットリストでカラオケしたり、小沢くんの歌や映像を流しながら忘年会したり、アップリケ会したり、たこ焼きパーティーしたり、山荘で合宿したり、イタリア語を習ったり(どんどん小沢くんと関係ない 集まりになっていく 笑)! それは、行き詰まりそうになっていた私の人生を大きく変えてくれた。全国に、一生懸命に生きている友達がいて、小さな世界だけで苦しくなってしまっている私を勇気付けてくれた。大人って楽しいなあって、何度言ったかわからない。

    そして、そうやって繋がっていなかったら、 関西にいる私は、 あの、地震のときも、もっと感じる気持ちは 弱かったかもしれない。

    二〇一一年十一月二十八日に、ひふみよサイトで、翌日夜のUstream配信が発表された。仕事中にそれを知った私は、本当に手が震えて た。ツイッターをやっていない友人たちにも、メールで知らせて、私は、友人たちと集まって、大阪のカフェで、みんなで配信を見た。マイクチェック!から始まる、久しぶり の声。東京の街が奏でる、の発表。小沢くんが、みんなで、一緒に、始めたかったと云っ てくれた。その気持ちが、本当に本当に嬉し かった。

    チケットは、第七夜の分が全部で6枚当たっ た。友人3人と私の4枚を残して、残りは定価で譲った。オークションになるべく流さないようにと、行きたい人が皆行けるようにと、 ツイッターや掲示板やメールで連絡を取り合って、メモに手書きでまとめて、行きたい人に譲り合っていくその様子は、他の周りの人が何と言おうと、美しかったし、素晴らしかった。

    作品集「我ら、時」の発表がUstreamで行われたとき、私は家で観ていた。小沢くんたちが 打ち上げで盛り上がる感じとか、「もう、消 費されて忘れられても良いような曲を、じっと心の中で握っていてくれた人がいることを 光栄に感じます」という言葉に、声を上げて泣いた。懸命にやることを支えてくれる仲間がいるのとか、心の中のベストテン第1位に置いていることに、感謝をしてくれてることとかが、嬉しくて。

    そうやって、手元に届いた「我ら、時」の中の「ひふみよライブCD」を、暗闇の中で (「とおーくまーでー!」のとこで明るくし て(笑))聴いたり、ipodで聴いたりしながら、当日を迎えた。

    「どこにでもある」ドトール(新大阪の駅の中!)でコーヒーとサンドイッチを買って、 東京の街に向かう。前日(四月三日)は嵐 だったのに、快晴。富士山がきれいに見え た。美容師の仕事をしている小学校からの友人と、仕事の話などをしながら東京に着き、 いったん東京で別れる。 次の友人との待ち合わせは、12時。あたたかな陽気で、桜が咲いてる。東京駅から日比谷駅まで歩いて、中目黒駅で途中下車した。二月末に、ブギーバックマンション(仮)や東京タワーを案内してくれた東京の友達(ツイッターで知り合えた、初めて会えてとても嬉しい友達)が、「私は、ここの桜がだいすきで、毎年見てるの」と教えてくれたから、 どうしても見ておきたくて。滞在時間は10分ほどだったけど、青空に、桜がきらきらして た。一緒に見たかったなぁ。(そして、あの美味しいケーキも買いたかった!)

    都立大学駅で、高校からの友人(今は結婚して東京に住んでいる)と待ち合わせ。「教会通り(仮)」に行ってみよう!ということ で、坂をゆっくりのぼってく。交差点で、路 地を見下ろしたとき、教会のてっぺんが見えたときの興奮!(鳥肌!)はすごかった!くだらないことばっかしゃべりながら(テン ション上がりまくり)坂をおりていく。(どうやら路地を一本間違えていて、途中で曲がったので教会通り(仮)の坂を下りていったわけじゃないんだけど!) 白い外壁、ステンドグラスもかわいらしい感じで、見ているとにこにこしてしまう教会。 ここを見上げたのかなぁなんて、考えたりしながら。教会通り(仮)の桜はまだ三分咲きぐらいだった。さよならなんて云えないよの鼻歌を歌いながら二人で歩く(いやになるほど続く教会通りの坂おりーていくー♪)。あまりにも良い花の香りに、立ち止まって、 「ちゃんと花の名前を知ってる人になりたい よねー」とか話す。(後日、友人が調べてく れて、沈丁花だと知る)

    駅前の友人オススメのカフェ・・・は平日ランチ休みで残念無念!のため、その1階の、 (店員さんがやや謎の)カフェでカレーを食 べる。こうやって歩いて、しゃべって、ご飯 食べてると、神戸の街にいたときと(そして高校や大学の頃と)変わらない。でも、歌詞で聴いてた東京の街にいるんだなぁって不思議な気持ちになる。

    電車に乗って、外苑前へ。いちょう並木を歩 く。あー絶対秋の季節にも来たいなぁー!と思う。平日で、枯れ木なので、人もまばら。 でも天気が良いので、とても気持ちよかっ た。枯れ落ちた木の間に空がひらけ。日が落ちて、風が冷たくなってきた。近くのカフェ でお茶。お腹いっぱいなのに、レーズン&バ ニラのミニデニッシュが付いたセットの方が 安いというカフェオレを注文する。おしゃべりは続く。

    駅に向かいながら二人で、フフフーンと、また鼻歌。私たちの足音のリズムがちょうど良すぎて止まらない。小沢くんの歌を鼻歌で歌ってると、間奏部分までぴったり合うので 笑える。

    迷路のような新宿駅を、ナビゲートしてもらいながら京王新線の乗り場まで向かい、初台駅へ。 駅から降りて、すぐに東京オペラシティ。天 井が高く、荘厳で、開放感のあるエントランス。ツイッターで流れてきた写真で何度も見 てるのに、うろたえる。先行物販で、きらっ とTのSサイズ(カーキ)を買う。事前に聞い てたけど、だらっとTは売り切れだった(大阪の展覧会では買えるかなー)。スカーフは買うかとっても迷っていたけど、お祭りのとき につける、ハチマキみたいなものだよね、そのとき、皆で一緒のものをつけているのが楽しいっていう気持ちを大事にしたい、というようなことを思って、水色を購入。その日が白シャツ、青のボーダーと紺色のパンプスだったので。

    時間が近づいて、だいぶ緊張してきた。エクセルシオールに行くも、禁煙席に空きが無 い。地下のHUBで、東京の友達(初対面)と 会う。ひふみよの後、ツイッターが楽しくなった、きっかけの子。とっても嬉しくて、 ついハグってしまった。ちょっと涙出そうになった。びっくりさせてゴメンね笑 コーヒーでも飲もうか・・・とうろつくも、ちょっと高い。ためらっていると店内に、関西の友達を発見。別々に来たのに、東京で会えるって ちょっと不思議。時間をつぶしに本屋に入るも、まったく集中できない。唯一「デトックススープ」の本とかいうのだけ、読んだの覚えてる。

    開場時間が近づき、4人で待ち合わせ。クロー クに荷物を預ける。花占いをする狐の写真を 撮ったり、サンドイッチとグレープフルーツジュースで乾杯をしたり。友達が「コンサートやのに、全然ポスターとか張り出してないねんな」と言ってたのがおもしろかった。張り出してないのを普通だと思ってしまってたので。

    席に着く。1階のど真ん中。話には聞いてたけど、ものすごくステージが近い。緊張して頭 が痛くなってきた(ひふみよのときもそうだったな、なんてことを思い出す)。舞台上 にはたくさんのメトロノーム。高い天井。2階席の友人2人と手を振り合う。緊張はしてたけど、ひふみよのときに比べたら全然マシだっ た。きっと、たくさん、友人がその空間にいて、この2年間も、ずっと小沢くんを近くに感じてきていたから。

    18時半を少し過ぎた頃、黒子が、動くメトロノームを止める。会場が暗くなる。静まりかえる。 舞台上に人影。シルエットから、小沢くんじゃない。女の子?オルゴールの音。何度も 聴いた「いちょう並木のセレナーデ (reprise)」のやさしい音色。舞台上がぼうっと光る。クラムボンの原田郁子ちゃん。 かわいい。妖精のよう。声も、姿も。白っぽい、不思議な服を着てた。 舞台の真ん中にちょこんと座って、小沢くん の言葉を郁子ちゃんが朗読する。音楽は、別に無くても良いもの、でも、音楽を聴いている間、人は、希望を持って、待てる、という ような内容。歌を歌う人に、この言葉を朗読してもらう、って、自分たちの存在する意味 とか、音楽の意味とか、そういうのを考えて、話している仲間だからこそ、できるんだろうなって思った。

    緊張せずに楽しめるように、いくつかの決まりがあります、と。ステージの後ろのスクリーンを指しながら、影絵を説明。鹿も立っているので、立って。鹿が座ってたら座っ て。あと、女の子と男の子。これが出てきたら、女の子、また女の子の気持ちで、男の子、また男の子の気持ちで(男の子の声真似) 歌ってください、と。

    「いちょう並木のセレナーデ(reprise)」 は、LIFEの時に使っていたものと、同じものだそうです、もう一回、鳴らしてみますね、 というようなことを言って、郁子ちゃんがオルゴールをくるくると回して曲が鳴って、会場が暗くなる。LIFEで聴いていた、あのオル ゴールは、本物のオルゴールだったんだ、っ てわかって涙がにじんだ。曲を、オルゴール にして、それを録音したものを、聞いてたんだって実感できて。

    小沢くん登場。すごい、表情まで見える。貸 してもらった高性能のオペラグラスも、いらなかった。白シャツ水色のスカーフ、細身のパンツ姿。(ほぼおそろいの格好!と一人心の中で喜ぶ) 立って、朗読。「休業宣言」。アーティスト が、休業宣言を出すのを聞くと、休業宣言し たら休めないのに、って思う。復帰の日に向けて、万全の状態で復帰できるようにまわりの人たちが動いてる。チームで仕事をしてるから。休んだ分、前よりも良い仕事を、って なる。なぜ休むのか、それはペースが合わなくなるからだと思う。疲れてしまう。仕事をしていても、実はみんな、休んでいる。それはすぐにわかるから、ああ、という気持ちに なる。なんか、そんな感じの話。続けて、 「振り子」。メトロノーム。テンポ。時。朗 読の途中で、たくさん歌もやります、とか、 「休業宣言」は新しい話で、「振り子」はい つもの話で、我ら時の展覧会ではこんな風な 朗読を聞けます、短い時間では聞ききれない と思うけど、と本人によるネタバレまで! (まだ展覧会行ってないよ!笑) ペースが合わないっていう話が、すごくしっくり来て、小沢くんがCDを出さなくなった頃のこととか、自分の息詰まり感とも合わさって。刻まれている周りのテンポに、合わなくなっちゃってる自分を、合っているフリするから苦しいんだなーとか。合ってない、って 思うのは、自分で時を作ってないからだなー とか。 だから、音楽を聴くんだ、とか。

    「東京の街が奏でる」。やさしくって力強い。聴き入る。やっぱり、ひふみよのときよ り緊張していないし、小沢くんが目の前にい て、伝えようとしてくれていることに安心で きる感じだった。そのまま、「さよならなんて云えないよ」が始まる。涙が一気に溢れる。座りながら、「オッケーよ」ってする。 さっきまで、教会通りに行ってて、ちょうど、二度と戻らない美しい日にいるってとても思っていたから、余計にぐーって来た。 東京の街が奏でるの「照らす~♪照らす~ ♪」を何度も繰り返すところがとても好きだったな。

    立ち上がって、ドアノック。右!左!右左 右!どーしても、手拍子のとこ最初いつも間違えてしまうーすみません。真城さんが素敵なガイド。それにしても、曲が終わる度に、 メトロノームをさって手のひらで止めるのがかっこよかった。 「いちょう並木のセレナーデ」は、私たちが 歌うところがとても多かった。周りの人、あ んまり歌ってなかったけど、私たちは楽しく て歌う。「夜中に甘いキッスをして~」の 「ヒューーーー!」を小沢くんが歌う!ズルイ!笑 それやりたいのに!笑 なんか、いちょ う並木が合唱曲みたいなイメージになった。 掛け合い、というか。みんなでやったら楽しそう、なんて思ったり。

    「ブギーバック」、歌う前に、どうしても僕 が歌いたくないところがあるのでみんな歌っ てください~みたいなことを言ってた。キミ こそすげーぜBOSE MY MAN!かな?笑 ラップ 部分も全部小沢くん歌ってたけど、そこは歌 わせてた感じだった。最後は、あの大きな 心、につながる。

    私たちは座って、朗読。首をゆらゆら揺らす 小沢くん。思わずくすくす笑う。場面によっ て意味が変わるネパールの体の言葉。日本の 体の言葉はお辞儀。エレベーターが閉まるの に合わせてお辞儀とか、お辞儀しながら階段 を上ったり、とか小芝居も挟んでとてもおも しろく話す。そのほかに、小走りがある。黒 人の友人は、横断歩道を渡るとき、ゆったり と歩く。日本人の僕は、小走り。歩くのと速 度はそんなに変わらないけど、「良い人に見 せよう」とする。黒人は、もう走らなくて良 い、っていう自分の権利を主張してる。日本 は豊かだ、っていうけど、豊かの語源、音は ゆったり、とかゆたゆたとかたゆたう、に通 じている。どちらかといえば、日本は急くイ メージ。せかせか、せこい。それが悪いと言 うことではなくて、それがその国のペースな ら、それはそれで良い。でも、日本語とし て、豊かな国というのは違う気がする。日本 でも、おばあさんだけは、ゆったり歩いてい る。黒人の友人は、今、パーティでは小走り しながらみんなに給仕する。「権利を主張す るだけではだめだよ」なんていいながら。

    これも、ペース、テンポ、時の話。小走りっ て、人に見せてる、急いでますよ感。「良い 人に見せようとする」っていうのが、ドキッ とした。そう。ペースを、人に、合わせて、 いい人のような感じにして。それは、良いこ となのだけど、それだけではダメな時もあっ て。

    「あらし」。前日は、ものすごい嵐、だっ た。雨と風が襲ってた。飛行機が飛ばなく て、これなくなってしまった(会えるはず だったのに会えなかった)北海道の友達を 想った。エクレクは、ひふみよ前に一番聴い てたアルバムかもしれない。昔は全然良さが わからなくて、それでも大人になってから は、囁くような力強い声を聴ける、大好きな アルバムになった。そして、「いちごが染ま る」。ひふみよ前から、ひふみよへ。「我 ら、時」に入っていた、ひふみよCDの中 で、一番好きなのが「天使たちのシーン」か ら「いちごが染まる」の流れ。「母に捧げ る」という言葉を読んでから、歌詞が、とて も愛に溢れているんだと、受け取れるように なった。ゆっくりとした曲調なのに、『力が 外へ溢れていく』と歌う強さに、涙が出る。

    「それはちょっと」。ひふみよ大阪の当日、 ぼくたちのロマンスもばれてる!という感じ で、小沢くんの結婚が報道された。極秘婚。 (誰に極秘?笑) だから、それはちょっと、 をとても聴きたかった。聴きたかったね、と 友達とも話してた。結婚(式)を済ませた、 気持ちを聞いてみたかった。実際に聴いた歌 は、とてもやさしくて、「若い頃の僕は、こ んな風に思ってたね」と思い出話を一緒にし ているような、あたたかな歌だった。こう やって、私たちは、大人になって、若い頃の ことをあたたかく話すんだ、って。こうやっ て話せるように時を過ごしたい、って思っ た。

    そして、暗転。朗読。 「Believe」。信じる。アメリカ人 は、Believeという言葉がすき。応援 のときにも、Believe!とおでこに書 いたりしている。信じる人、Believe r。これが、日本語だと、「信者」になる。 「信者」、ちょっとイヤな響き。「あいつ、 信者だから」。「信者、こわい」とか。日本 だけ、こんな風に意味が変わるのは、おかし い。そんなとき、興味深い文章を見つけた。 「世直しは、常に宗教の形をとる」。「世直 し、なるほど」。 僕が権力者で、日本を支配しようと思った ら、必ず歴史を勉強する。支配するやり方を 学ぶ。そして、「世直しは、常に宗教の形を とる」とわかれば、宗教を恐れる。禁止す る。信じることは、悪いことだと、思わせ る。信じたら、裏切られる。信じるな!で も、恋愛も同じ。好きになっても裏切られる かもしれない、でも、みんな恋愛はする。恋 愛と、信じると言うことは一緒のことだと、 思うのに。

    この話はとても嬉しかった。信じる、Bel ive、と言うたびに影絵で手裏剣が飛ぶ。 しゅっ、と。キラっと光る、強さ。祈り、 光。この、コンサートに集まるみんなの気持 ちや、うさぎ!を読んで感じたこと、だまさ れないように、と少し用心深くなること。そ んな「宗教のような」思いを、信じて良いっ てこと。 宗教も祭りも、かつては日々を生きていく力 だった。生活と共にあった。ケに対する、ハ レ。今は全部が骨抜きになってしまった。さ れてしまった。力を持たないように。連帯感 をもたないように。 ひふみよに行ったときは、圧倒的な非日常感 を、ただ見せてもらって、それを受け取った だけだったけど、今回は、日常を生きてく、 日々考えられる(お供にできる、というよう な)力をもらった気分だった。 ひふみよは祭りで、東京の街が奏でるは日々 の信心。

    「天使たちのシーン」。ずっと前の歌なの に、『神様を信じる強さを僕に』『愛すべき 生まれて育ってくサークル』って歌詞が、今 まさに響くってなんて不思議。歌詞を書いた 頃の心情と、今はきっと違う部分もあるんだ ろうけど、そのときを懸命に生きていたら、 いつになっても響く言葉として残せるんだろ うな。続いて、「この曲では『どこ行こう、 どこ行こう、今』と歌ってもらうところがあ ります」という前置きがあって。「おやすみ なさい、仔猫ちゃん!」に。 また、みんなで合唱。「どこ行こう、どこ行 こう、今」って何度も繰り返すと、本当に 「どこ行こう?(私は、これから先)」とい う気持ちになってくる。日本語に置き換え て、何度も繰り返す、それが、聴き流してし まわない(日々をサラッと流してしまわな い)、大事なことなのかもしれない。 「夜と日時計」をゆっくりと幸せな気持ちで 聴いて。

    朗読、「大人の世界」。昔飼ってたインコ が、「ケンチャン、ケンチャン」「ジュン チャン!」(あ、ジュンチャンは兄の名前で す、と挟んで)といってた。ある日「シュク ダイ、ヤッタ?」と言い出した。なんでそん なことを言うのかずっと不思議だったけど、 大人になってある日気付いた。自分たちがい ない間に、母親がインコに覚えさせていたの だ。イタズラ。大人になって、そんなことが わかるようになる。大人になると、わかるよ うになることが増える。若いのが良い、って 思われてる世の中だけど、こんな楽しい夜を 過ごすことができるから、大人って楽しい。

    大人って楽しい、ってこの2年で何回思ったか わからないな。子供の時には味わえなかった 喜びを、いっぱい味わってる!

    この朗読に続いての、「東京恋愛専科」! 「それーでいつか僕と君がー齢ーをとーって からもーー♪」「たまーにゃ2人で お出ーかけ したいよ♪」「行きーましょなんつってオー ペラシティ!♪」「バーラーバーーーー!♪」 テンションがうわーーーーって上がる!その まま「僕らが旅に出る理由」、「強い気持 ち、強い愛」と駆け上っていく!!!!この あたりで、隣の友達と「ヤーバーイーーー」 とうなずきあう!!「今のこの気持ち、ほん とだよね!」

    たぶんこのあたりだったと思うんだけど、影 絵の座る鹿くんが出てこなくて、小沢くんが 振り返って、スクリーンをじっと見てた。慌 てて、ぼうっと座った鹿くんが現れた。かわ いい。

    感極まったところで続くのは「春にして君を 想う」。コンサートが近づく三月、四月に向 けて、何回も聴いたなー。 「君とゆくよ 齢をとって お腹もちょっと出た りしてね そんなことは怖れないのだ 静かなタ ンゴのように♪」 「君は少し化粧をして 僕のために泣くのだろ うな そんなことがたまらないのだ 静かなタン ゴのように♪」 齢をとった「男の子と女の子」の歌だなーっ て。

    朗読。というか、小芝居!笑 インド映画の 話。 カレーの匂いがしてくるような、ベタなイン ド映画が好き。中でも「輪廻オチ」が好き。 そして、かなりの確率で、インド映画は「輪 廻オチ」で終わる。生まれ変わって、運命の 再会をして、というようなエンディング。爆 発とか、ネックレスが切れる シャン・シャ ン・シャン…、とかスローモーション、とか、 映画のシーンをコミカルに演じる。それを見 てる小沢くんの様子も「え、何今の、全然わ かんない」とか「・・・そっちかーーー!!」 とか、演じてた(ソファでのDVD鑑賞の様 子が見えるみたいで、めっちゃかわいい 笑)。この輪廻オチは、インドの街に染み付 いてて、生まれでてくるもの。 メトロノームで、テンポ60を刻む。そしてテ ンポ130。自分という体には、テンポ130、 130グルーヴが染みついてて、自分が日本で生 まれて、ギターをもってて、やせていて、こ ういう腕をしていて、こういう曲が生まれ る。こうやって、といくつか曲を奏でてみせ る。130グルーヴ。みんなこのテンポなんです よね、輪廻オチみたいなもんか、と自分ツッ コミで笑い。

    「暗闇から手を伸ばせ」!「物語のはじまり には ちょうどいい季節になったーろ♪」 そし て「愛し愛されて生きるのさ」!!スクリー ンの映像は、若い頃の小沢くん!思わず膝か ら崩れそうになる!(どっちを見たら良い の?とうれしい悲鳴) こうやって、若い頃の 自分があって、今がある、っていうことなん だよなーって嬉しくなる。「いつだっておか しいほど誰もが誰か愛し愛されて生きるのさ それだけがただ僕らを悩めるときにも未来の 世界へ連れてく」ってことだよね。 「家族や友人たちと!」と力強く、力強く、 力強く歌い、語ってくれることに、勇気がで るよ。 そして、コーラス部分は「我ら、時を往 く!」なんだよね。私たちが、私たちのテン ポで、どこ行こう今?

    私の、はじまりの曲。「ラブリー」。イント ロだけで胸がぎゅっとなる曲。今回はひふみ よと違って、「完璧な絵に似た!」だけ。何 回か「そして感じたかった!」って歌っ ちゃったよ癖になってて。この、大合唱の感 じが大好き。途中、パァッと会場が明るく なって「完璧な絵に似た!」と歌ったとき、 きっと上から見たら「完璧な絵」に似てるだ ろうなーって思った。

    このあたりで、「コンサートは今からはじま りますから!」って言ってたと思う。イヤ、 嬉しいけど笑

    次に、「ある光」。ラブリーの祝祭感と違っ て、静かに一体になってく感じがしたな。 座って、ギターを一生懸命にかき鳴らしなが ら、歌う小沢くん、伝えてくれる、その姿に 涙が出た。 新曲「神秘的」を経て、アンコールへ。メン バーを愛をこめて、丁寧に紹介する。こんな 風に、変わった形でコンサートをする小沢く んにとって、仲間って本当に大事なんだろう な。あと、Tシャツとスカーフの紹介もあっ た。スカーフは、オペラシティなので、きれ いなものをつくろうと思って、でも、実は手 裏剣なんですコレ、きれいだけど、実は怖 い、戦う、というようなものを表したくて。 Tシャツは、エスペランサ、待つは希望とつ ながってる、とか、ニューヨークみたいに街 をモチーフにしたTシャツを着て、街と一体 になる感じ、とか。 郁子ちゃんを呼んで、「僕らが旅に出る理 由」を一緒に。かわいかったなーーー。もの すごく遠慮してたけど笑 最後、退場する郁子 ちゃんを呼び止めて、ハグ!(会場からは キャーという声!)逃げる郁子ちゃん!とい うくだりもおもしろかった。

    そして最後は、「東京の街が奏でる」。照ら す~照らす~というあったかい歌声が耳に 残ってる。

    「オルゴールを含めて、LIFEの曲を全部 やれました」という言葉が嬉しかった。あの 頃にはコンサートに行けなかったけど、時を 経て今、あの頃の想いも叶えられた気がした のと、小沢くんもLIFEを大事に思ってる んだなって感じられたから。

    3時間半超、4時間弱。終わったあとはとて も安心した気持ちで、ああ、また会える、っ て思えた。こうやって、また伝えに来てくれ るって思えた。それぐらい近く感じられるコ ンサートだった。

    自分で、どこ行こう今?って考えて、自分の 時を、往く。 一人じゃ難しいこともあるから、信じる、照 らす。信じあう、照らしあう。

    祈り、光、希望を手裏剣のように忍ばせて、 闘う気持ちも持ちながら。 日々を生きていこう、って思えた。

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      江古田の猫居酒屋、赤茄子!猫自由すぎw #cat #neko #猫

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        ねこポッポvsナノリミニ。

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          ヱヴァQで感心したのは内容よりもコンプライアンス面。相当数の有名スタジオに作画ばら撒いてるにもかかわらず事前ネタバレが殆ど無かった点。有料イベントを実況したりバレサイト情報を平気でRTしたりするような意識の低いライターが横行する業界故この情報管理能力の高さは評価すべき
          Twitter / DEGCHIRON (via igi)
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            我々猫に比べ人間とは無力なものよのう #cat #neko #猫 #ミーちゃん

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                〜旅をした絵巻物〜

                あたたかいお声掛けのお陰で、絵巻物は旅に出た。

                プラスチックのケースに入って、東京から福岡へ…

                忍びは、懐に大事にしまって持って行ってくれたのだろう。

                絵巻物にかわいい朱色の手裏剣が刻まれた。

                プラスチックのケースに入って、福岡から東京へ…

                絵巻物は旅を満喫して、たくさんのお友だちと一緒に帰ってきた。

                愛のこもったお手紙と、手描きのカード、小冊子と、ナイスな名産品。

                わたしは嬉しくて小躍りした。

                今日は、

                そんな幸せな絵巻物の旅を手伝ってくれた忍びの誕生日らしい。

                おめでとう!

                忍びに幸あれ!!

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                  帝国ホテルプラザ「フィンランドのクリスマス」

                  image

                  さて、長崎県美術館で好評開催中のフィンランド展の話題から少し外れてしまうのですが、ここで東京で23日からお目見えしたクリスマスディスプレイについてご紹介です。

                  東京、日比谷にある帝国ホテル、その横にあります帝国ホテルプラザにて、11月23日〜12月25日までの間、クリスマスディスプレイとしてフィンランド展でも巡回している「森の家」のクリスマスバージョンが展示されています。

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                    『LIFE spot』


                    1994 From Ozkn Film Archives.


                    発売日と聞いたので記念に投稿しました。オメデトーLIFE。
                    当時のコマーシャル映像です。
                    この映像はVHSコピーのため多少の画質の悪さはどうかご勘弁ください。悪しからず。
                    それではどーぞ。


                    タケイより

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                      ozkn川柳 友人の三句

                      1. 詠み人KsoonCの一句は『どこまでも 見たことのない 夏休み』です。 #ozw_senryu http://shindanmaker.com/255438

                        ケスンシミタイナダレソレ

                        Wed, Aug 01 2012 01:54:12

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                        Sくんの夢想家っぽさ、少年っぽさが出ているなあ。かわいい句。サマージャム。

                        詠み人@norico kato の一句は『建物を 酔いにまかせて その通り!』です。 #ozw_senryu http://shindanmaker.com/255438 そのとーり!そのとーり!

                        加藤紀子

                        Wed, Aug 01 2012 02:02:37

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                          掛詞と縁語による、大人の一句。どの建物に行くかを宵の酔いにまかせる女。タクシーに乗っているのでしょうか。「その通り!」と指差す先にはどんな建物の、どんな暮らしが待っているのでしょうか。違うかな。酔っぱらって建物に同意している絵も浮かびます。

                          詠み人firoshi1の一句は『それだけが 見たことのない 見た光』です。 #ozw_senryu http://shindanmaker.com/255438

                          川辺ヒロシ

                          Wed, Aug 01 2012 05:00:02

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                            見たことのない見た光、という不思議さもソウルセットっぽいのですが、実はもっとソウルセットっぽいのは「それだけが」。「だけが」の濁音と破裂音がせつない一句。トシミくんのメロディーが聞こえます。

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